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「少年Mと六大学」・番外編~慶応全勝優勝~

少年Mは、昭和60年秋季リーグで慶応が57年ぶりに全勝優勝した時の新聞記事をいまだに大切に保管している。昭和60年11月4日付報知新聞の4面を切り抜いたものだ。記事によると試合日は11月3日、試合開始は0時55分。観衆は4万人を集めていた。慶応先発は鈴木哲、早稲田が下山。慶応が3-1で早稲田を敗り、57年ぶり全勝優勝を達成したと記してある。

優勝の瞬間の模様は、次のような描写で記されている。(『』内引用)

『やった!勝った!全勝だ!連投の志村が、早大最後の打者・小島を一飛に打ち取った。マウンド上に芳賀が、石井が集まる。外野から相場が一目散で走ってくる。歓喜の輪ができた。10戦無敗。昭和3年以来実に57年ぶりの快挙だ。』

試合内容も記事から引用する。

『慶大は1点をリードされた7回一気に逆転した。この回先頭の相場が左前安打。続く仲沢が中前安打で1・3塁。すかさず仲沢が2盗。1死後、芳賀が中前に逆転の2点タイムリー安打を放った。なおも9回、相場が左翼席へ一直線に運ぶ今季3号アーチでダメを押した。早大は盗塁死、バント失敗などまずい攻めで、なかなか先制点が奪えなかった。5回にも2死2塁から小島の中前安打で2塁走者の鳩貝がホームをついたがタッチアウト。住吉の二ゴロ併殺崩れの間に先取点をやっと入れた。なおも7回、1死満塁のチャンスをつくったが、救援した志村にかわされた。』

記事の詳細を読んでみると、明大戦で既に優勝は決まっていたものの「全勝優勝を狙う」と相場がコメントしており、気合の入ったナインの様子が伺える。また、ピンチを凌いだ、志村の投球内容への賛辞も書かれている。いま読み返してみても、あの時のスタンドの興奮が鮮明によみがえってきて、胸が熱くなる。

最後に前田監督のコメントも記事から引用する。

『「ウチは持てる力以上のものを出してくれた。志村の投入は遅れたが、よく踏ん張ってくれた。」と前田監督。その監督をナインが胴上げする。3度、4度と宙に舞った。…中略…昭和3年、全勝を記念してストッキングに白線を1本いれた。試合後、前田監督は「白線をもう1本いれますよ。ただし、グッと細い線をね。」といってニッコリ笑った。』

三色旗をモチーフにしたストッキングに、3本目の白線が入るのは一体いつになるだろう。意外と近い将来(今年秋あたり?)、その夢は実現するかもしれない。それまでMは、慶応を、いや東京六大学に注目し続けるであろう。Img_0565Img_0562

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