早稲田大学優勝おめでとう。
本日行われた早慶2回戦は、9-5で早稲田が慶応を敗り、2季連続39回目の優勝を飾った。
早稲田・斉藤佑樹、慶応・中林伸陽の、高校時代からライバル視されていた注目の両投手による先発で始まったこの試合、ポイントは共に早慶戦の初登板をいかに平常心で投げることができるか?という点だった。
重圧に負けたのは斉藤ではなく、中林の方だった。それまで3勝をあげていたものの、26回の投球回数に対して20個の与四死球という制球難が心配であったのだが、その不安は的中してしまう。72球の投球数うち約半分が明らかなボールでは試合にならない。第1戦の9回に目覚めた早稲田の打線の勢いを止めることはできず、カウントを稼ぐために甘く入った球を狙われ、1年生原の3ランを含む6失点で2回2/3でKOされてしまう。3回裏の攻撃が中林からということで、投手交代のタイミングが遅れてしまったことも悔やまれる。結果論だが、負けたら終わりのゲームなのだから、3番松本にタイムリーを打たれたところで加藤にスイッチした方が良かったのではないか、と思う。
一方の斉藤も、初回はやはり緊張していたのだろう。ボール先行の苦しいピッチングで四球・ヒットでピンチを招いたものの、慶応中軸の佐藤翔・青山をなんとか打ち取り、無失点に抑える。斉藤攻略のチャンスがあったとすればこの初回だったであろう。同点いや少なくとも1点でも返しておけば、斉藤にプレッシャーを与えることができ、その後の試合展開も違ったものになったかもしれない。
初回のピンチを脱してからは、序盤に大量援護してもらって自分のペースで投球できたとはいえ、斉藤佑樹はやはり大したものだった。第1戦で7点をたたき出した慶応打線を5回まで被安打1・無失点で抑えたのだから。6回やはり緊張から疲れが出たのであろう、押し出し死球やタイムリーなどで4点を献上したのだが、早慶戦初登板で6回を被安打4・奪三振8・四死球5・自責点4の成績で勝利投手となったことは立派であった。また、ここまで順風満帆できた斉藤にとって、今日の早慶戦の5回までの好投と6回の苦しい投球の経験は、貴重なものになったであろう。
今日、神宮の外野席はるか後方で、36,000人観衆の1人として早慶戦を観戦してきました。やはりナマ早慶戦は格別です。試合結果は別として最高にいい雰囲気でした。そして早稲田優勝の瞬間を目に焼き付けてきました。悔しかったですが、やはり自然に拍手でその栄誉を称えました。やはり学生野球は素晴らしい、早慶戦は素晴らしい、と実感した一日でした。
さて、優勝は決まったものの、早・慶の決着は明日第3戦に持ち込まれました。「優勝が決まっても、早稲田(慶応)だけには絶対負けるな」といわれるライバル校同士の意地のガチンコ勝負は明日も神宮で行われます。早稲田に優勝は譲っても、早慶戦だけは譲れないという意気込みで絶対に勝ち点を奪い、なんとしてでも早稲田の完全優勝を阻むこと、それがライバル慶応の使命だと思います。(できれば今日KOされた中林がリベンジ登板して、雪辱して欲しいなと思っていますが…。)
でも、今日だけはライバル早稲田大学の優勝を心から祝したいと思います。
早稲田大学野球部のみなさん 優勝おめでとうございます。
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