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テレビの現状に対する問題提起。

昨日は、体調を崩してしまい布団にくるまりTVを見てました。

珍しく昼間のワイドショーを見ていたのですが、どの局もボクシングの亀田家の話題ばかり…。

その中で驚いたのは、今までさんざん亀田家を持ち上げて異様なまでに肩入れして放送してきたTBSの変り身の早さです。元日テレ人気アナを司会に据えた昼のワイドショーでは、元プロボクサーやコメンテーターと称する方々がよってたかって亀田批判の雨あられの内容。その批判は、世界戦の反則のことだけに留まらず、そこにいたるまでの亀田家の有り方に対する批判にまで及んでいました。

あれれ?TBSさん、その手の平返しの報道姿勢は恥ずかしくありませんか?

ところで朝青龍はどうなったのでしょう。あれだけ連日ワイドショーで取り上げて、モンゴルの朝青龍番まで送り込んでいたのに、今や相撲のことといえば時津風部屋の力士に対する暴行疑惑の内容ばかり…。

パリーグのCS第4戦を途中まで見ていました。中継は衛星放送もあったようですが、衛星は受信できないので地上波での観戦でした。はっきりいって「野村スコープ」は邪魔。楽天・野村監督をゲストに呼ぶことはまったく問題ないと思いますが、一球一球配球のことを細かく解説することに手一杯で、肝心な試合の捉え方や肝になるポイントやプレーに対しての野村監督的視点がほとんど解説されていなっかたように感じました。独自の野球観や理論をもっている野村監督だけに、非常に勿体無かったと思います。

10月17日付読売新聞25面のスポーツ面、左下(ロッキーズ4連勝の記事の左下)に、「オープンスタンス」というコラムがあり、下山田郁夫氏が「スポーツ中継 本質軽視の風潮」という内容で記事を書いています。(『 』は記事を引用)

今回のTBSでのボクシング世界戦中継に対して『「亀田側に肩入れしている」「スポーツを冒涜するような内容を、視聴率がとれるというだけで優先している」』という批判があったことを挙げた上で、

『テレビ界では、視聴率が高ければ番組が支持されていると見るのが常識のようだが、実際は、番組への評価はそれを見た後でなければ出せないもの。「視聴率=視聴者の支持」ではないのは明らかだが、今回のように番組に不満がある視聴者が多いのに、視聴率を根拠に「支持されている」と勘違いする例が絶えない。』

『TBSは…略…今回も視聴者を惑わすような手法が目立った。19時から地上波放送が始まったが「試合はこの後すぐ」と延々ひ引っ張った末、試合開始は20時近く。』(→某世界陸上中継でも似たようなことがあった気がする…。)

『プロ野球の重要な試合の放送を試合終了を待たずに簡単に打ち切る対応は昨今の民放各局共通だが、それと考え合わせると、こうしたことがスポーツの本質を軽視する風潮を招いているように思える。』

この後、アメリカでゴルフ中継をめぐるある出来事を例に挙げた後、次のように締めくくっています。

『経済原理に左右されやすい業界風土で、スポーツや文化等の「良貨」を救い上げるのは難しいかもしれない。だが、視聴者を愚弄するような手法をやめ、本質を伝える努力をしなければ、いつか、スポーツ番組自体がそっぽを向かれてしまう。』

似たような内容を私も日頃から感じていまして、当ブログでも、2007年5月1日に「視聴率低迷の原因はTV局にある。」というタイトルで記事を書いています。(もしよろしければ読んでみてください。)

今回のボクシング中継と亀田家報道、昨日の野球のCS中継、ちょっと前の朝青龍問題…、うまく文章表現できませんが、今のTV局には、物事の本質を正確に迅速に分かりやすく伝えるという情報・報道の重責を担っている使命感や誇り、軸のぶれないビシッと一本通った芯のようなものが無いように感じられます。

これだけ多様なメディアが存在し更に増え続けている今日、TVというメディアの存在意義をTV関係者が真剣に考えないといけない時期にきているのかもしれません。

このままでは、スポーツ番組だけでなくTV自体が、そっぽを向かれてしまいますよ。

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受信: 2007年10月17日 18時13分

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