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少年野球が公共工事の犠牲に…。

いつも少年野球で使用している運動公園が、来年度から5年間かけて行なわれる区発注の土木関係工事の資材置き場となる為、半分の面積に縮小されるというニュースを聞きました。

「えええっ!?、グラウンドが半分になったら、野球なんかできないじゃないか…」とチーム首脳陣は絶句。

野球使用可能の広場があったり小学校の校庭が広い区の南部・北部地域とは違い、中央部には、この運動公園しか野球ができるグラウンドがありません(中央部にある小学校は少年野球には貸し出ししていません)。現在でもこの運動公園を区中央部の4つの少年野球チームが順番に使用している状況です。

この危機的状況を打破すべく、地元小学校に、運動公園が使用できなくなる旨を説明し校庭使用許可の直談判にいくのですが、つれない返事ばかり…。ほとんどがその小学校の在校生で構成されているチームなのに。

それでもこの1ヶ月間粘り強く交渉を続けた結果、条件付きで校庭使用の許可がおりました。その条件とは

1.打撃練習は行なわないこと。

2.ユニホームは着ないこと。(団体利用としてではなく、野球好きの少年達が自主的に集まって野球をしていることにする為)

3.校庭開放に遊びに来た他の児童達の邪魔にならないようにする。また他の児童が一緒にやりたいといった場合は、混ぜてあげること。

4.利用中に生じた怪我の責任は学校では負わない。また学校施設を破損した場合は速やかに原状回復し、その費用は利用者が責任を持つこと。

…4は当然としても、1~3の条件ではちゃんとした練習はできないでしょう。

学校側は校庭開放に集まってきた少年達が遊びで野球をしているという形にしたいということなのでしょうが、チームの象徴であるユニホームを着用できず、練習可能なメニューが守備練習に限定され、しかも部員でない児童も希望とあらば一緒に練習に参加させろでは、「校庭は使ってもいいけど、野球はするな」といっているようなものだと思います。

4項にしたって、もし部員でない、野球に不慣れな児童(軟球とはいえいきなり一緒に練習させるのはちょっと無理)の練習参加を3項である意味強制しておきながら、怪我をさせてしまった場合の責任はとれでは、怖くて練習どころではありません。

生活環境を整備する為の公共工事はもちろん大切なことだと思います。運動公園をその工事関係で使用することもやむを得ないでしょう。ただ、日頃その公園を利用している人々や団体に対して、「工事に使うから5年間我慢しろ」ではなく、「5年間工事に使用させていただきます。替わりのグラウンドを用意いたしました(グラウンドとしての使用許可を得ました)ので、そちらをお使いください。」というような配慮が、公共工事には必要なのではないでしょうか?

簡単なことです。区役所内の建設関係部署から教育関係部署に対して、工事期間中の代替施設として校庭等の使用許可を働きかけ調整すればいいのですから…。何も代替施設を作れといっているわけではありません。既存の施設を期間限定で使用できるように調整してほしいといっているのです。難しいことなのでしょうか?

マメ球児たちが公共工事の犠牲となって、思う存分野球ができないという悲惨な状況だけは何としてでも避けなければなりません。

早急に、近場でチーム利用できるグラウンドを探して、確保しなければなりません。

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コメント

どうも、お晩でございます。

つくづく都内の野球少年達は気の毒ですね。
球場が使えない。ならば学校でやろうとすると色んな理不尽な制約をつけて使わせようとさせない学校側。アホとしか言いようがないですよ!
何を恐がっているのか?
学校で練習中や試合中にケガしたところで学校に文句なんか言いませんよ。
仮に文句言ってこようものなら、右から左へ受け流しておけば良いのです。

校庭なんて誰が来てもフリーでした。
それでもチームや団体等で使用中の場合は邪魔にならぬ様に遊んでましたし、居なくなったところで
今度は俺達だあ~

と言いながら野球をやってましたよ。
そこへ別のクラスの奴らが来れば
試合やろうぜ!
ってなる訳ですよ。
我が物顔でお前らドケと言って占拠してる訳でなくお互いに譲り合ったり、一戦交えたりして使用してたのですから。
そんな事も分からんのですかね?

そもそも打撃が禁止?なんじゃ~そりゃー?

そんな物野球じゃねえぞ!

ったく、アリ対猪木の試合じゃねえんだぞ!

こんな事していると少年達は都内で野球は出来なくなりますよ。
現に野球場は目の前にあっても、外のブランコが置いてある様な公園で練習しているチームもありますが・・・気の毒ですね。

投稿: K・O・F | 2007年12月 1日 00時27分

うわ~っそれは大問題ですね
学校側に理解がないのが不思議です!どの地域にも学校を拠点とするチームってあると思うのですが…
知っているチームに…小学校が発祥なのに校長が変わったら学校が使用不可に!今は公園隣接の小さな広場で練習をしています(>_<)試合はすべて遠征…
年に何回か練習試合をするのですが、打撃練習はとても嬉しそうにしていて『いつでもこ~い!』と、声をかけそうになります…「ボールにひもがついてな~い!」なんて言う子も…(><。)。。
そんな現実がすーさんのチームにも…
中学のグランドとかはだめですか?(マメたちだからナイターは無理だ~)企業グランドとか…地域によって規制もさまざまだと思いますが、すーさんたち指導者が頼りです!がんばって探してください!

投稿: せい | 2007年12月 1日 00時44分

学校現場の人間として私の経験したことを2つ紹介します。
証明設備の整ったグラウンドを所有していた学校に勤務していたときのこと。行政からの要請でグラウンドの夜間解放をすることになりました。利用者は地域の草野球チーム。ほぼ毎夜利用していましたが、それにともない教員の早朝の仕事が増えました。その仕事とはグラウンドの清掃です。特にネット裏のタバコの吸い殻集めは念入りにやりました。生徒が登校する前に終了させなくてはなりませんから大変でした。管理職は現状を行政に報告しましたが・・・。現任校でのこと。近隣の中学校からグラウンド借用の要望がありました。相手は市立、こちらは国立で管轄が違うこともあってか?学校から直接に要請がありました。管理職は校舎内の設備は一切使用しないことと片付けをきちんとすることを条件に使用許可を出しました。相手校は約束を遵守し使用してくれました。中学生は職員室脇を通るとき「こんにちは」「ありがとうございました」と元気にあいさつをしてくれました。体育会系のただ怒鳴るだけのものではなく、自然発生的なさわやかなあいさつでした。「大会頑張れよ」職員室の窓から激励の言葉がかけられました。
子どもたちが何の不安もなくのびのびと野球ができることを祈ります。

投稿: 疾風 | 2007年12月 1日 10時23分

K・O・Fさん、せいさん、疾風さん、いつもコメントありがとうございます。

グラウンドを使用する側と貸しだす側、それぞれの立場があると思いますので、なかなか難しい問題だと思います。
ただ、この種の問題で最近特に感じるのは、お互いに自分達の立場や主張ばかりを一方的に展開し、譲り合いというか、助け合いというか、お互いが納得できる妥協点を見出そうとしていく姿勢が全く無いことです。

「それはお困りですね…。当方としては原則○○なのですが、そういう事情ならばやむを得ませんのでどうぞ。ただし△△だけはやらないでくださいね。」

なにか規則を振りかざして杓子定規で割り切ったり、自分の事しか考えない(学校にクレームばかりつける周辺住民、グラウンドを使用する側のマナーの悪さの含む)という風潮が、なにか殺伐としていて温かみの無い世の中になっている要因なのでしょうか。

遠山の金さんの3人一両損の話ではありませんが、相手の立場を思いやって粋な計らいをする人達が少なくなりました。
「困っている時はお互い様だから…」という気持ちが、みんなの心の中あれば、この種の問題の解決は比較的容易なのかもしれません。

K・O・Fさん、せいさん、疾風さん、本来ならば皆さんのコメントにそれぞれお返事させていただくのが筋なのでしょうが、今回まとめてお返事させていただきますこと、お許しください。

また、何かございましたらコメントいただけるとうれしいです。

マメ球児の為に、引き続きグラウンドの確保頑張ります。

投稿: すーさん@10 | 2007年12月 1日 11時24分

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