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明治大学応援団解散。

明治大学応援団が解散することになりました。原因については皆さんもご存知の通りです。

1922年に創設され、島岡吉郎野球部監督も学生時代応援団長を務めた名門応援団の伝統と歴史は、86年で途絶えることになりました。

バンカラ・男気は応援団の代名詞でありました。バンカラとは「自分の外見を飾ること以外の何事かに、より熱心であること」、男気とは「一時の私利私欲や感情に流されず、自分の信念を貫き通すこと」。

人に何と言われようと愚直なまでに母校を愛し、誇り、一生懸命頑張る学生をひたすら応援し続け、学生の士気を鼓舞させ続けなければならない応援団。その体制維持には他にも増して厳しい紀律があり、その意に反した行動があった場合には鉄拳制裁を加えることもあったことでしょう。ただその裏には「心」があり「愛」があり「情」があり、制裁を加えた者は加えられた者よりもより大きな痛みを心に感じていたと思います。

経理を担当していた団員が先輩団員にアドバイスをきくことが他学年との団員とのコミュニケーションを禁じた団内紀律に違反したとして制裁の対象となるのでしょうか?複数の団員により下級生団員の下半身を強制的に露出させVTR撮影すること、制裁手段として熱湯をかけるという暴挙…。

「心・愛・情」といった部分が失われた、ただ厳しく形骸化された紀律や鉄拳制裁は、暴力・いじめ以外の何物でもありません。

東京六大学出身者としては、名門・明治大学応援団の解散は非常に残念でなりませんが、体裁だけを気にして「心・愛・情」を持たない応援団ならば、母校応援の指揮を執る資格は全く無いと思います。現状を改めていく意思がないのであれば、解散も止むを得ないのではないのでしょうか。

「心・愛・情」のある応援団として、いつの日か明治大学応援団が再興されることを願わずにはいられません。

2月3日・補足

ここで取り上げている「応援団」は、リーダー部のことを指しています。明治大学応援団は、リーダー部・チア部・吹奏楽部の三部で構成されていて、チア・吹奏楽はそのまま活動を続けます。言葉足らずで誤解を招くような表現がありましたこと、ここにお詫び申し上げます。

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コメント

おはようございます。

自分も明大応援団の事件は非常にショッキングでした。おりしも個人的に”東京大学応援部物語”を読み終えたばかり。その中で、東大の応援団のリーダー部の1人が退部しかけたときに明大の応援団団長の手紙が退部を思いとどまらせたという一節があったんです。
昨今の”冷めた風潮”の世にも、まだこんな”純”な青春があったのかと途中何度か涙した感動していただけに、明大の事件は”頭から冷や水をぶっかけられた”感じがして”軽い憤り”を覚えたくらいです。

新生”明治大学応援団リーダー部”の誕生を期待したいです...。

投稿: べろちゃん | 2008年1月27日 04時45分

べろちゃんさん、いつもコメントありがとうございます。

この事件は、非常にショックでしたね。まさか応援団員しかもあの名門明治で起こったということで…。

明治大学第一応援歌「紫紺の歌」は、明治大学応援団が作詞しました。あの歌詞にこめられた、母校愛・気概・心意気を今一度思い出して、原点に戻って再出発を計って欲しいと心から願っています。

今年は「六旗の下に」どうなってしまうのでしょうか…。

ということで、またコメントいただけると嬉しいです。

投稿: すーさん@10 | 2008年1月27日 08時59分

応援団の解散ではなく、リーダー部の解散の間違えではないでしょうか?
応援団には吹奏楽部とバトン・チアー部、リーダー部の3部に分かれており、その中のリーダー部だけが解散と聞いておりますが、、、、新しいリーダー部の再建を願っています。
そして事件に関係のない下級生を暖かく大学が見守ってあげ、大学側も処分は処分として一区切りしたのですから、応援団の応援団として再建に尽力して欲しいと思います。

投稿: 応援団の応援団 | 2008年2月 3日 01時09分

応援団の応援団さん、コメントありがとうございます。

ご指摘の通り、リーダー部の解散で、チア部と吹奏楽部はそのまま活動を続けます。

この記事での応援団とは、リーダー部のことをさしています。

応援団は、リーダー・チア・吹奏楽が三位一体となって母校を応援をしますので、その中でも応援の統率・指揮をとるのリーダー部が不祥事での廃部ということで、「解散」という言葉を使わせていただいたのですが、誤解を招くような記事の内容になってしまいました。

申し訳ありません。今日付けで記事に補足をつけさせていただきます。

新生リーダー部の復活が早期に実現することを心から願っております。

なた、何かありましたらコメントお願いいたします。

投稿: すーさん@10 | 2008年2月 3日 07時36分

学校・部活動・稽古塾・バイト先・会社
どこへ行っても体育会系は理不尽な上下関係と精神論を押し付け、先輩・教師・上司など上にはペコペコ。
下には、事あるごとに自分に都合の良い人間に仕立て上げようと、

●威嚇して押し切る
●都合の悪い口答えを許さない
●お強い自分を見せる「おかず」に使う
●コソコソ根回しして「むこうも俺と同じ事いってんだろうがよ」「俺の言った通りになっただろうがよ」「だから俺が正しいって事なんだよ」
●わざと失敗させ、その失敗を責める勢いを利用して、でたらめや関係のない事をこじつけたり「この失敗をどうにかして欲しいか、なら今後はこうするんだろうな?」と説得するフリした脅迫
●頑張って成功しても「調子に乗ってると殺すぞコラ」と自信をもつ事を許さず、卑屈にペコペコさせようとする
●見え透いた姑息な真似を繰り返しておきながら、それがばれてないと夢見てる
●いざばれてるとなると「お前のためにやってんだよ」と自分の言う「ためになる」の価値観や、自分のした事の責任を押し付け正義面
●見え透いた姑息な真似に騙されたふりをするようになった者を見て、自分にはカリスマや信頼や素晴らしい人生観があると自惚れる

…とても書ききれない。

ほとんど全ての体育会系は、この手の自惚れた勘違いをしているのだろうか?

投稿: 他ブログから | 2008年12月25日 05時41分

他ブログからさん、コメントありがとうございます。

体育会全てがそのような体質であるとは信じたくないですね…。今でもお付き合いさせていただいてる先輩は、時には厳しく時には優しく、実の兄弟のように接してくださいましたよ。

勘違いされている体育会系の方がいらっしゃるのも事実ですが、本当に面倒見良く押し付けではなく様々な考え方や価値観を尊重しながら後輩達を指導してくださる体育会系の方もいらっしゃるのも事実。

その体育会独自の気風のようなものが存在しているのは認めます。でも結局はそこに所属する人達の人間性の未熟さ、器量や度量の奥行きの無さのようなものが、頂いたコメント内容のような恥ずかしい行動しかできないことの要因なのでは?と思います。

ということで、また何かありましたらコメントいただけると嬉しいです。

投稿: すーさん | 2008年12月25日 09時20分

私も学校にそれなりの愛着を感じているのですが、母校がこのような醜態をさらしてしまったことを非常にくやしく思います。

今年度から応援指導班として活動再開ということですが、組織として再発防止策等は講じられているのでしょうか?

私の探し方が悪かったのか、探しても情報を見つけることができなかったのですが、詳細をご存知の方はいらっしゃらないでしょうか?

投稿: 在学生 | 2012年5月 4日 00時59分

在学生さん、コメントありがとうございます。

今年度より応援指導班(新字体で応援団)として復活、というニュースを耳にし、「いよいよ復活か」と大変喜ばしく思ったのですが、再発防止策については「旧應援團と一線を画す」というだけで、私も目にしたことがありません。

復活は大変うれしい一方で、再発防止策は復活するための重要な肝心要の部分ですので、きっちりと明確化してほしいなぁと少々心配もしております。

いずれにせよ、明治大学応援団の今後には注視していかなければならないですね。

また何かありましたらコメントいただけると嬉しいです。

投稿: すーさん | 2012年5月 7日 16時30分

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