« 今週末はラグビーでもいかが? | トップページ | 明日、早慶戦チケット発売! »

「小泉信三展」開催。

5月8日付読売新聞・都民版に、5月8日から21日まで慶応三田キャンパス内旧図書館にて、生誕120年を記念して「小泉信三展」が開催されるという記事が載っていました(入場は無料)。

小泉信三氏は1888年5月4日東京生まれ。慶應義塾大学部政治学科卒業後、1916年から慶大教授となり1933年から47年まで慶應義塾の塾長としてご活躍されます。

学者、塾長として有名ですが、1922年から32年まで庭球部部長を務めていることからもおわかりのように「塾體育會」との関わりも非常に深くその発展にご尽力されました。氏の言葉である「練習ハ不可能ヲ可能ニス」は、塾體育會の在り方を定義付ける基本的考え方として現在も脈々と受け継がれています。

そして氏のエピソードとして最も有名なのは、戦時色が濃くなり野球に対する官僚・軍部からの日増しに強くなる弾圧をはねのけて実現させた1943年10月16日戸塚球場での「出陣学徒壮行早慶戦」(通称「最後の早慶戦」)ではないでしょうか。

塾野球部員達の「出征前に是非早慶戦を!」という熱い想いを受けて、早稲田側との交渉に自ら臨み軍部・官僚のいかなる弾圧にも屈しなかった氏の信念に基づく行動力がなければ、この「最後の早慶戦」は実現されなかったでしょう。試合当日氏は戸塚球場に用意された特別席での観戦を「塾生と一緒の方が楽しい」と丁重に断り、学生席で観戦したというエピソードも残っています。

そして軍部・官僚に屈せず戦時中の野球弾圧の無意味さを一貫して強硬に主張し続けた学生野球に対する氏の功績が認められ、没後10年たった1976年に野球殿堂入りを果たしています。

記事は次のように結ばれています。(『 』内引用)

『内覧会に出席した二女の妙さん(82)は「慶応にささげた一生だったので、このような展示会を開いてもらって父も喜んでいると思います」と話していた。』

開塾150周年を迎える今年、これからの塾の在り方・将来像を語り合う上でも、塾・塾生の為に生涯尽力された小泉信三元塾長の業績と足跡を、塾社中の皆さんが改めて振り返るいい機会となるのではないでしょうか。

特に現役塾生は必見、そうでない方も訪れる価値は十二分の催しだと思います。

|

« 今週末はラグビーでもいかが? | トップページ | 明日、早慶戦チケット発売! »

ニュース」カテゴリの記事

野球」カテゴリの記事

慶応義塾」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「小泉信三展」開催。:

« 今週末はラグビーでもいかが? | トップページ | 明日、早慶戦チケット発売! »