« GWに読書などいかがでしょう? | トップページ | 08年高校野球春季神奈川県大会準決勝。 »

国際ラグビー機構、新ルール採択。

野球シーズン真っ只中ですが、私のもう一つの大好きなスポーツでありますラグビーについてちょっと記事を書かせていただきます。

5月1日に行なわれた国際ラグビー機構(IRB)理事会で、新ルールが採択されました。新ルールの特徴・傾向としては「密集に時間をかけず、キックよりもランニング・パスワークの展開ラグビー」に有利になりそうだとのこと。新ルールのうちいくつか記してみます。

  1. スクラムの際、オフサイドラインがスクラム最後尾から5m後方に設定される。
  2. 自陣22m以内に自分達で持ち込んだボールを直接タッチにけりだした場合、ラインアウトはボールがラインを横切った地点ではなく、蹴った地点に戻される。
  3. モールを崩す行為が認められた。

1.については、スクラムからでた素早い球出しをBKが展開せずにスクラムサイド突破を狙う、またはスクラムサイドに突入して2次攻撃の起点となる密集を形成するという作戦を選択する際、スクラムから充分に離れていない位置からプレーを始めたということでオフサイドをとられるリスクが伴います。また相手ディフェンスラインもスクラム後方から5m離れており充分距離を開けられることから、あえて接近戦を挑むよりはOPスペースを広く使って展開し、BKの脚力・走力を生かしてトライチャンスを狙うことの方が作戦上有意義(とりうる作戦の選択肢が増える)になりそうです。

2.についてもキックに伴うリスクが伴う為、安易な陣取りキック合戦に走らないようにする為の新ルールだと思います。自陣からでも積極的に展開してカウンターアタックのような攻撃が多く見られるようになるかもしれません。キックで試合の流れが切れないため、連続したプレー・波状攻撃が見られ、グラウンド中央部付近でのボールを支配する攻防や展開ラグビーの醍醐味が味わえそうです。

3.は、ゴール前でスクラム・モール・ラック等で強力FWでじわじわプレッシャーを与え続け時間をかけてトライをもぎ取るという作戦がとりにくくなりそうです。自軍の持ち味であるFW力を充分に生かしてトライを奪いに行く作戦に対して文句は言えないですし、ゴールライン目前のこの攻防戦こそラグビーの醍醐味だという人もいますのでこの攻撃方法を否定するつもりは毛頭ありません。ただ個人的にスピード感や躍動感のある動きやスペース(空間)を全く無視した持久戦のようなこの種の攻撃は大嫌いでしたので、この新ルールは大歓迎です。

…昨シーズン、軽量FWに付け込まれゴール前の必死の防戦にもかかわらずスクラムトライや認定トライを奪われたり、密集・接近戦をこれでもかと挑まれ肝心なところで痛い反則を奪われてしまった塾蹴球部にとって、この新ルールは朗報なのではないでしょうか?(重戦車FWが売りの明治あたりには逆に不利になりそうですが…)

また相手がキックでなくボールを展開してくるのであれば、塾伝統の「魂のタックル」が炸裂、こぼれたボールを奪取し一転逆襲に転じる…というような光景も数多く見られるような気もします(宙を飛び交うボールには、タックルできませんものね…)。

上記以外にもラインアウトの制限人数が無くなった等々、作戦のバリエーションが豊富になりそうな新ルールも採択されており、今シーズンの大学ラグビーにどのような変化が起こるか興味深いですね。

塾蹴球部にはこの新ルールを最大限に生かし、開塾150周年の記念すべき年に「打倒早稲田」「対抗戦優勝」「大学日本一」そして「日本一」を達成して欲しいと思います。

|
|

« GWに読書などいかがでしょう? | トップページ | 08年高校野球春季神奈川県大会準決勝。 »

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/195391/20712448

この記事へのトラックバック一覧です: 国際ラグビー機構、新ルール採択。:

« GWに読書などいかがでしょう? | トップページ | 08年高校野球春季神奈川県大会準決勝。 »