今現在が「政治空白」なのでは?
麻生首相、年内解散を行わない方針を固めたそうです。
「国際金融情勢が大事な折、総選挙による政治空白は作れない」とのこと。
でも言わせてもらえば、昨年7月の参議院選挙で民主党が第一党になってから、安倍・福田と2代続けて首相が約1年で政権をほっぽり投げ、山積する諸問題を何一つ解決できない現在の衆参ねじれ状態こそ、「政治空白」というんじゃないでしょうかね。
首相就任前には冒頭解散を考えていたようですが、首相になったとたん、金融問題を人質にとって、自らの延命を画策しているようで見苦しいですよ。ねぇ麻生さん。
現状の自公政権の維持、民主中心による新たな政権の枠組み、国民がどちらを選択するかは別として、やはり民意を反映した新たな政権で、直面する重大な金融危機、そしてこれから打ち寄せる諸問題の解決に当ることこそが大事なのではないかと思います。
07年7月から始まった「政治空白」に比べれば、衆院解散総選挙の「政治空白」は1ヶ月くらいのものですよ。
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