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今回の事件で考えたこと。

慶應義塾大学生の大麻事件について。

何もいうことはありません。人として法を犯すことは絶対に許されないことです。猛省を促すとともに、キッチリ法の裁きを受けていただきたいと思います。

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【慶應義塾の目的】

慶應義塾は単に一所の学塾として自ら甘んずるを得ず。其目的は我日本国中における気品の泉源、智徳の模範たらんことを期し、之を実際にしては居家、処世、立国の本旨を明にして、之を口に言ふのみにあらず、躬行実践以って全社会の先導者たらんことを欲するものなり。

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【独立自尊】

心身の独立を全うし、自らその身を尊重して、人たるの品位を辱めざるもの、之を独立自尊の人と云う

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塾が塾生達を規制・規則でがんじがらめに縛り上げ徹底した管理体制下に置くということは、「独立自尊」という塾が創立以来掲げてきた社会に誇る恒久不変のアイデンティティを自らの手で破棄するということです。「独立自尊」を破棄した慶應義塾は、もはや慶應義塾という名だけを残した単なる一所の学塾にすぎません。

今回の事件は個人的な犯罪だとは思いますが、社会は慶應義塾の起した事件であるという捉え方をしています。決して他人事ではありません。慶應義塾が慶應義塾としてのアイデンティティを保てるか否か、それだけ大きな影響を及ぼす事件だということを認識して欲しいと思います。

それゆえ塾生諸氏には、これを機にじっくりと考えて欲しいと思います。

気の緩んだ軽はずみな言動一つが、150年かかって築き上げた伝統と歴史ある慶應義塾を、一瞬にして慶應義塾という名だけを残した亡骸に変えてしまうかもしれないことを。

慶應義塾の名に甘え頼り利用するばかりで、その名を更に高めるべく努力を怠っていないだろうか?

そして、

人として、謙虚で驕り高ぶることなく誠実で実直だろうか?

学生として、その本分とは一体何か、何の為に何故学ぶのか、学ぶ姿勢とはいかなるものかをしっかり認識しているだろうか?

塾生として、諸先輩方が150年間かかって築き上げた慶應義塾で学んでいることの意味とは何なのか?

…そうすることで、150年間で培われた伝統を受け継ぎ守り発展させ後輩に引き継いでいくという、自らの使命が全うできるのだと思います。

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そして我々塾員にも重要な使命があります。

いつまでも塾に甘え頼ることなく、学んだことを積極的に活用し社会に貢献しなければなりません。気品の泉源・智徳の模範を常に心に留め、全社会の先導者となるべく努力を怠ってはならないのです。そうすることで慶應義塾の社会的価値・存在意義を高め、塾生が安心して学ぶことのできる環境を整えていくことができるのだと思います。

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…私は、徹夜麻雀・二日酔い・授業をサボるなんていうことはしょっちゅうで、決して立派な(普通レベル?)塾生なんかじゃありませんでした。でも慶應義塾という学校は大好きでした。それだけに今回の事件には非常なショックを受けました。

「まさか塾で…。しかも日吉敷地内で…。」

情けないというか裏切られた時の虚無感というか、何とも言いようのない感情に包まれてしばらくは言葉を失いました。

しかしながらこの非常時にこそ、それぞれがそれぞれの立場でできることを明確にするべきではないか、もう一度原点に戻って「慶應義塾で学ぶ」ことの意味を再確認することが大切なのではないかと思い直したのです。

その思いと、この事件を無視して他の話題について書くことはできないという2つの思いから、今回この記事を書かせていただきました。

まとまりない長文にお付き合いしてくださいまして心から感謝申し上げます。

ありがとうございました。

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