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福沢諭吉展 開催。

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」

これは福沢諭吉が著した「学問のすゝめ」のあまりにも有名な書き出しです。この一文だけを読んでいると福沢は人間は生まれながら平等であることを説いているようです。これだけだったら、なぜ「学問のすゝめ」なの?という感じでしょう。

しかしもう少し読み進めてみると、福沢は「人間は生まれながら平等であり能力に差はない。では何故賢い人と愚かな人が存在するのか?その答えは学ぶ者と学ばざる者の差なのだ。それゆえ人は学ばなければならない(特に読み書き・計算・道徳といった実学)」と続けています。

つまりこの書は、学問の必要性・重要性を説き近代日本・そして国民の進むべき道筋を明確に示している書であり、それゆえに「学問のすゝめ」なのです。

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さて、その福沢諭吉生誕からちょうど174年目を迎える明日2009年1月10日(土)から、東京国立博物館・表慶館(上野公園内)におきまして

  「慶應義塾創立150周年 未来をひらく福沢諭吉 展」

が催されます。期間は3月8日(日)まで(月曜休館・一般1800円)。

塾員・塾生は当然必見、福沢諭吉の情熱・精神・信念・思想を今一度再確認してみてはいかがでしょうか?改めて、社会における慶應義塾の存在意義と、塾で学ぶことの意義を再確認できるかもしれませんよ。

でも見に行ったら行ったで、「あぁ、塾に在籍していながら福沢諭吉の考えを理解もせず、のんべんだらりと過ごしてしまった~。塾生のときにもっと学んでおけばよかった!」と、私は思いっきり後悔しそうです。

こういうことは後になって気づくんだよなぁ~。

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コメント

小生・塾員でも塾生でもないですが、とても興味があり、先日日吉に150年グッズを買いに行った際にチケットを購入しました。ちなみに事務員の方に「学生の方ですか?」と尋ねられましたが(~_~;)。ちなみに大阪の生誕の地には、管理人さんも書かれている「天は…」と書かれた石碑があります。昨春と昨夏の帰京の際、再び甲子園へとお願いしたところ…やはり大阪の地で先生にお願いするのは凄い力なんだなと思いました。

投稿: おく こと KEI Okumura | 2009年1月 9日 17時03分

おくさん、コメントありがとうございます。

去年、塾高上田監督の推薦図書に取り上げられていたこともあり、「学問のすゝめ」を高校生以来(だと思う…)20数年ぶりに読み返してみました。

高校生の時には感じ取れなかった行間に散りばめられた福沢の理念というか信念のようなものが、ビンビンに伝わってきて、「ああ、もう一度この気持ちを持って、今塾生時代に戻ったら一生懸命勉強するんだろうなぁ」とちょっとだけ後悔してしまいました。

古さを感じさせずいつの世にも通ずる書を名著というのならば、「学問のすゝめ」は間違いなく名著だと思います。

ちょっと余談ですが、私が現役塾生だったころ、落第当落線上にいる人は、福沢の命日(2月3日)にお墓参りをすると落第しないという伝説がありました。やはり先生の力はその頃から絶大なものだったんですね。

また、何かありましたらコメントいただけると嬉しいです。

投稿: すーさん | 2009年1月 9日 21時59分

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