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王さんは語る。

昨日のテレビ朝日系「報道ステーション」内での王貞治さんと長嶋一茂さんの対談を見ました。

まず最初に、一つだけ小言を言わせてください。

テレビ朝日開局50周年記念スペシャル第1弾と銘打って大々的に宣伝した割にはあまりにも短すぎです。9時54分の番組冒頭から今か今かと対談スタートを待ちこがれテレビの前に陣取っていたのに、始まったのはスポーツコーナー終了後の10時45分過ぎ。1時間程度の特番が組めるくらいの企画なのに正味15分程度のインタビューでは、あまりにも勿体無いです。未公開のインタビューやVTRなどを取り入れ、番組内容を練り直してもらった上でもう一度キッチリした形で観たいものです。

…と小言はここまで。

対談中何度と無く繰り返された「人間は必ず変わっていくもの。どうせ変わるなら良い方に変わっていこう」という王さんの信条のような言葉、心に響きましたね。

過去は変わらないが、未来は常に変化していくもの。あれだけの実績を残していながらもその栄光にいつまでもすがりつくのではなく、常に前を向き未来を的確に捉え、自分を積極的に変えていくことを恐れない生き方。王さんが巨人ではなくダイエー監督就任を快諾した理由が、ほんの少しだけですがわかったような気がします。

そんな王さんが語った盟友・長嶋茂雄さん評も興味深かったですね。

「長嶋さんは巨人に居続けなければならない必要な人であり、本人もそれを十分承知して行動していた。自分がどういう存在であり、どう振舞えばいいのかを常に考えていたということです。…だから僕は次男坊的存在で好きにやらせてもらうことができたし記録に専念することができたんだと思います。」

言葉はあまり良くないですが、皆が求め続ける「スーパースター・ミスター長嶋茂雄」像を「長嶋茂雄」という人が演じてくれたお陰で、王さんが技術を追求し大記録を残すことができた、例えるならば組織のなかで先輩(上司)が役割・影響・立ち位置のようなものをしっかり把握し、それにふさわしい責任ある発言をし行動してくれたことで、後輩(部下)たちが比較的伸び伸びと仕事に打ち込むことができるという環境を作ってくれたということなのかもしれません(最近は自分のことばっかりで、こういう言動ができる人が少なくなりましたよね…)。

Nは自ら精進することでOに心と気を配り環境を整え、OはNに感謝しその配慮に応えるべく精進する。そうして生まれ築きあげられた「ON」の絆は、言葉を交わさなくても心が通ずるほど信頼という紐でがっちり結ばれていることを改めて認識することができました。

さぁ、明日は、いよいよキャンプインです。

ONを凌ぐ新たなスーパースター、コンビは誕生するのでしょうか?

誕生してもらわなければ困りますよね。いつまでもONに頼るわけにはいかないのですから。

良い方向に変わっていくことをよしとする王さんのことですから、プロ野球界がONから脱却し新時代へ変化していくことを心待ちにしているかもしれませんね。

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