東京六大学野球の中継が無くなる…。
ちょっと前に、東京六大学野球録画中継のインターネット配信を夜中にこっそり楽しんでいるという内容の記事を書きました。
しかしながら数日前、配信元の第2日本テレビ、加えて生中継を行っている日本テレビ系列のG+が、東京六大学野球中継から撤退するという衝撃的かつ悲しすぎる噂を耳にしたのです。
打ち切りの詳細な理由ははっきりわかりませんが、端的にいえば製作コスト>スポンサー収入ということなのでしょう。
収入に見合うコンテンツではないかもしれませんが、それでも早慶戦時には神宮球場に30,000人を動員します。今やエースとなった早稲田・斎藤佑樹君をはじめ、野村投手(明治)ら若手選手が頭角を現し、今春田村君・只野君(共に慶応)ら新戦力が入学します。人気実力話題を兼ね備えた有望選手・甲子園を沸かせたスター選手が顔を揃え、凌ぎを削り白熱した優勝争いを繰り広げる…。東京六大学野球は学生野球ファンにとっては垂涎の胸躍る魅力的なコンテンツであることは間違いありません。
確か早実・斎藤君の早大入学を機に、日本テレビは東京六大学野球連盟と5年の放映権契約を結んだと記憶しています。放映権を保有しながら放映しないというのであれば、東京六大学野球を飼殺し状態にしないためにも一刻も早く他のメディアに放映権を譲渡するという決断を下してほしいと思いますね。
どんな形でも構いません。今春からの東京六大学野球を球場で観戦する以外の方法でも視聴できるようにしていただきたい!…切なる願いです。
〈以下つけたし〉
それにしても、不景気時に文化・芸術、そしてスポーツを真っ先に切るという考えの蔓延った日本という国に生まれたことを恨めしく思いますね。元気を失った人々に勇気と活力を与えるのは、本来こういったカテゴリーなんですけれどね。
経済悪化を理由に企業が運動部を次々と廃止する一方で、メディアも収入に見合わないという理由でこれまで放送していた学生スポーツを切り捨てる。切られた学生スポーツは活力を失う。人々に元気を与えてくれるはずのスポーツが元気を失う…悪循環が繰り返され、やがて人々の心は廃れ、スポーツも衰退する。
苦しくても厳しくても縮小して細々とでも続けていれば、それを受け入れるバックボーンやノウハウは継承されていくことになり、機を見てそれを再興することはそれほど難しいことではありません。でも完全に0(ゼロ)にしてそれまでのノウハウをすべて手放してしまったら…。荒廃してしまい原野に戻ってしまった土地に、もう一度道を引き直し町を復活させることは容易なことではありません。
経済状況に、もろに影響受ける今のスポーツをめぐる環境をなんとかしなければなりません。国や自治体・企業・学校・メディアらが一体となってスポーツをめぐる課題に取り組み、現在のようなあまりにももろい土台を経済状況に左右されない強固なモノへと早急に改修していかないと…。
そういう意味ではオリンピック誘致なんていう単発でドでかい花火をドカンと打ち上げることにお金を使うよりも、今あるスポーツをめぐる環境を守り維持していくことに援助する方が、スポーツ衰退に歯止めがかかるような気がします。
やめるのは簡単、どんな形でも継続していく道を何とか模索してほしいと思いますね。
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