« 第81回センバツ出場の32校を調べてみよう。その2 | トップページ | 新戦力を加え、塾野球部再始動。 »

テレビ朝日開局50周年特番に期待…不安?

1988年10月19日に川崎球場で行われたロッテvs近鉄の伝説のダブルヘッダーを、テレビ朝日開局50周年特番「伝説のスポーツ名勝負」で取り上げるという話題を以前このブログで紹介しました。

その放映が今晩7時からなのですが、今朝新聞のテレビ欄をチェックしていて愕然としました。番組丸々「ロッテvs近鉄」かと思いきや、なんと「異種格闘技・アントニオ猪木vsモハメド・アリ」「プロボーラー中山律子のパーフェクト達成」との3本立てのようなのです(中山さんのパーフェクトは話では聞いていますが、実際には記憶にありません)。別に「猪木…」「中山律子…」が悪いと言っているわけではありません。それぞれ日本中が固唾を飲んで見守り熱狂し感動したスポーツ中継だったことは誰もが認めるところです。

でもそれぞれが、素材として素晴らしい物だからこそ同じ番組の中に3本を押し込むのはもったいないと思います。2時間枠ですからCM等で実質は1時間30分程度、3コーナーとなれば単純計算をしても1コーナーは約30分。

例えば「ロッテvs近鉄」。その日に至るまでのペナントレースの経過、当日の状況、7時間33分の大激闘となった試合内容、その試合を中継するにいたった経緯、民放の常識を覆しCMを飛ばしてまで試合終了までを完全中継することを決定したテレビ局の英断と葛藤…。これらのことを掘り下げ十分な検証するにしては、30分という時間はあまりにも短すぎると思いませんか?

開局50周年記念特番と銘打って放映する以上、なぜそのスポーツ中継があれだけの人を熱狂させ感動させることができたのかという検証をしっかり行い、現在の不真面目(あえてこう書きます)なスポーツ中継方法の問題点をあぶりだすこと、そしてスポーツ本来がもつ素晴らしさ・魅力を十二分に引き出す為にはこれからの中継はどうあるべきかという結論を導き出すまでを、キッチリ行ってほしいと思います。

「ロッテvs近鉄」「猪木vsアリ」「中山律子のパーフェクト」の3本は、この検証を行う為にはこれ以上ない最適・最高の素材です。そしてこれらの素材を生かすも殺すも料理人の腕次第です。

事の推移・経過を時系列で追うだけの、表面をなするような中途半端で消化不良をおこすような番組にならないことを祈らずにはいられません。

|

« 第81回センバツ出場の32校を調べてみよう。その2 | トップページ | 新戦力を加え、塾野球部再始動。 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

野球」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: テレビ朝日開局50周年特番に期待…不安?:

» あの日がよみがえる [mingoh's観戦レポート]
テレビ朝日のスポーツ特番で「10,19」「ロッテvs近鉄」の裏側を放映しました。まさか、あの試合をもう一度見れるなんて…当時を思い出しながら見ました。当時の自分は高校生。家から近い川崎球場で優勝が掛かったビックゲームを生(観戦)で観たかったのだがこの日(1988年10...... [続きを読む]

受信: 2009年2月 9日 04時25分

« 第81回センバツ出場の32校を調べてみよう。その2 | トップページ | 新戦力を加え、塾野球部再始動。 »