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すべての野球人に幸あれ。

3月25日付読売新聞朝刊1面の編集手帳から(『 』内引用です)。

『通勤の道すがら、中学性の男の子がいる家の前を通る。ここ数日、ガラス戸に立てかけて野球のグラブが置いてある。中にボールを収め、指の部分をゴムひもで結んでいる。

遠い少年の昔、母親の靴下留めを借り、おろしたてのグラブに使いやすく型をなじませたことを懐かしく思い出した。その家の前を通るたび、何かに似ている…と感じつつ、真珠を抱く貝の姿だと気づいたのは、きのう、テレビ桟敷でのことである。

あれほど苦しみ、のたうつイチロー選手を知らない。第2回WBCの開幕以来、幾度も好機で凡退する姿には誰しも目を疑っただろう。その人が決勝の韓国戦で “ ここぞ ” の決定打を放ち、日本連覇の偉業を成し遂げる立役者の一人となった。

痛める貝にのみ真珠は宿る、といわれる。体内に入った異物を核にして、真珠は育つ。天才と呼ばれる人でさえ、過ちと悔いを核にして「痛み」の中から成長することを、赤く潤んだイチロー選手の目に教えられた。

きょうもどこかの空の下で、「へたくそ」の声に傷つき、歯を食いしばって球拾いをする少年がいるだろう。

あすの真珠たちに幸あれ。』

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いろいろなことがあった昨日、野球というスポーツの持つ「圧倒的な面白さ」「残酷なまでの非情さ」「めぐりあわせの興味深さ」、そして「懐の広さ」「奥の深さ」を改めて認識し、ありきたりの言葉ですが「野球とは筋書きのないドラマ」なんだという思いを強く感じました。

栄冠を手にしたWBC日本代表、初戦敗退を喫してしまった塾高野球部、ヘッポコ草野球を楽しむオヤジ球児たち、春季大会開幕を前に練習に励むマメ球児たち…状況や立場・スタンスが違っていても、みな野球を愛しその魅力に取りつかれた野球人であることはかわりません。

このコラムを読み、「すべての野球人に幸あれ」という思いで一杯になりました。

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コメント

そういえば、昨日、車イス席に、吉田さんと思われるかたがいらっしゃいました。結果はともかくホッとしました。今は浜風が吹いています。午前中の寒さがうそのようです。

投稿: おく こと KEI Okumura | 2009年3月25日 11時58分

おくさん、コメントありがとうございます。

吉田翼くんでしょうか?。彼も素晴らしい野球人!
苦しくて辛いリハビリでしょうが、是非とも克服して指導者として現場へ戻ってきてほしいなぁと心から願っております。

また何かありましたらコメントいただけると嬉しいです。

投稿: すーさん | 2009年3月26日 08時52分

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