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点と線。

左足首をねん挫してから約1週間、足を引きづりながらもようやく歩けるようになったので少年野球のお手伝いに行ってきました。

お正月休みの間、あることをずっと考えていました。

主力がゴソッと残る低学年チーム、守備・打撃といったそれぞれの技術面はある程度のレベルにあるのですが、チームとして見るとまとまりがなく何か物足りない…。

ポイントは、それぞれをどうやって結びつけるかだな。

そこで今年の低学年チームのスローガンを「走る」に設定しました。

「内野ゴロは内野安打に、ヒットは2塁打に、2塁打は3塁打に、3塁打はホームランに」「1塁に出塁したら盗塁等を駆使して次打者3球目までに3塁まで進塁、そして内野ゴロでホームイン」という、相手の隙やミスを見逃さずに次の塁を積極果敢に狙う「走る」野球です。何といっても積極果敢な走塁はチームに勢いをもたらしますからね。

…とはいえ、マメ達は走塁の基本が何たるかを全くと言っていいほど理解していません。ケースケースによるそれぞれのベースランニングの仕方、リードの取り方・リードできる距離、牽制の見極め、スタートの切り方をダイヤモンドの絵入りのお手製のホワイトボードを使って、1からみっちり手ほどきしています。

年始に目標を掲げてから5回ほどの練習を経て、「走る」という意識付けはだいぶ浸透してきたようです(技術的にはまだまだですが…)。

そして狙い通りのことが起き始めています。

相手の守備に隙があれば走る=こちらが隙をみせれば相手に走られる、ということが何となくわかってきたようなのです。

今までは守備練習でも一つのプレーが終わるととそれで完結してしまい、続けておこりうるであろう次のプレーへ備えるための動き方が、何度説明してもなかなかできるようになりませんでした。でも自らが隙を見つけて走るという意識を持つことで、自らが隙を作らないようにする次への動きがなぜ必要なのかということを理解できるようになってきたのです。

今までそれぞれ「点」でしかとららえていなかったことが、次々に繋がって一本の「線」になっていくという感じでしょうか。

「ああ、なるほど。あの時教わったことはこういうことだったのか。それじゃあ、あれもこうしなきゃ。ということは反対に、あの場面ではこうしなきゃいけないんだよな…」

こうなってくると野球は俄然面白くなってきますよね。

「走る」野球を掲げたことで、ぼんやりながらも「点」を「線」で繋ぎ始めたマメ達。これから野球に取り組む姿勢がどう変わっていくのか、ワクワクしながら彼らの変化と成長ぶりを見守っていきたいと思います。

でもまずは私も、早く「走る」ことができるようにならないと…。

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