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因果、逆ではないでしょうか?

甲子園の開会式をカーラジオで聞いていて、例年以上に「?」という違和感を覚えましたので…。

お偉いさんたちの挨拶。

「夏の風物詩として…」「日本の文化の担う為…」「地元の皆さんに元気を与えるため…(特に宮崎)」「敗れた球児のために…」と繰り返し発せられる文言。

高校生達はそんなことのためにプレイするのではないんじゃない?

と思っていたら、選手宣誓。

「皆さんに元気を与えたい。」

う~ん…。

日本文化を担う為に、地元や他人の為に、甲子園で野球するの?

自分が野球をやりたいから、自分が3年間頑張ってきた集大成だから、自分の憧れだった甲子園で野球ができるから…つまり野球が大好きだから、自分の為に、自分達の為に一生懸命プレイするんじゃないの? 

純粋にプレイに打ち込む球児たち姿を見て、周りの人たちがいろいろな思いを重ねあわせるのは自由だし、その結果、感動したり、地元の人達に元気を与えたり、夏の風物詩といわれようになるのは、ごく自然なこと。

でも、お偉いさんも選手もそうは思っていない。むしろ逆。

つまり本来ならば

「一生懸命野球をする姿を見る」 → 「その結果周りが元気になる」

なのに、

「周りに元気を与える為に」 → 「一生懸命野球をする姿を見せる」

という因・果逆の意識が、[ やる側 ]が発信する文言の端端に表れているところに、「何かちょっと違わない?」という違和感を覚えたのかもしれませんね。

まあ、箕島-星稜・延長18回の頃から約30年高校野球を見てきた野球オヤジの戯言だと思って、軽く聞き流してください。

あっ、戯言ついでにもう一つだけ。

オリジナリティも大切ですけど、選手宣誓が「アツい、アツい…」って始まるのもちょっと…。

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コメント

すーさん、同感です。逆ですよね。
そして、少なくとも私は
感動したくて見ているのではなくて、好きな野球が見たくて、
すごく野球が上手な高校生の野球・プレーを見たくて
テレビの前に座り、甲子園のスタンドに足を運んでいます。
結果的に感動させられることが多いのですが、それが目的ではないと思います。
あくまで「私の」観戦・応援理由ですが。

選手は、

「よーし、ここで全国の高校野球ファンが感動するような球を投げるぞ!」

「よーし、見ている人に元気を与えられるようなホームランを打つぞ!」

「よーし、ここでヘッドスライディングすればいかにも夏らしいなぁ。
泥だらけになってやるぞ!」

と思いながら野球してるというんですかね。

お偉い方々は、そういう思いでプレーしなさいよ、と言ってるんですかね。


違和感ありますよね。同感です。


投稿: chu3_ballpark | 2010年8月 9日 14時33分

chu3_ballparkさん、コメントありがとうございます。

報道・メディアが、発行部数や視聴率を獲得するための小手先の手段として野球に対して過剰な演出や何やらわけのわからない付加価値(悪いい意味での)をつけるようになったのが諸悪の根源だと思うんですよね(苦笑)。

その悪しき風潮に流され、選手達の間でも建前上「○○の為に…」といわざろう得ない雰囲気が蔓延しているような気がします。
本心は他がどうこうなんてあまり考えていないと思いますよ。「ただ思いっきり野球がしてぇ」とは思っているんでしょうけど…(苦笑)。

過剰な演出やサイドストーリーに頼るのではなく、その瞬間瞬間をきっちり見せることで野球の魅力を伝える努力をしてもらいたいものです。

また何かありましたらコメントいただけるとうれしいです。

投稿: すーさん | 2010年8月10日 07時55分

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