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2回戦・帝京vs八幡商業戦。

帝京3-0リードで迎えた9回表。

8回までに八幡商業打線は、帝京先発の左腕・渡辺君に散発の2安打、インコースをズバッとえぐるストレートに加え、鋭く曲がり落ちる変化球に手も足も出ない状態で2塁も踏めず完ぺきに抑え込まれていました。

「このまま帝京の勝ちかな?」

ところが、そうは簡単にいかなかったんですよね。

「勝負は下駄を履くまでわからない」。

左腕投手攻略のセオリーである、右打者ならセンターからライトへ、左ならセンターからレフトへ、という8回までとは見違えるような打撃をみせ渡辺君をようやくとらえ始めます。

1死から3連打を放ち満塁に、さらに遊失で待望の得点を挙げると打席には6番・遠藤君。

ボール・空振り・ボール・ファウル・ファウル・ファウル・ボール・ファウル、粘りに粘ってフルカウントで迎えた9球目、渡辺君の投じた137kmの外角高めのストレートをライトへ高々と打ち上げた遠藤君の打球は、八幡商の執念を乗せてポール際に飛び込む逆転満塁ホームラン!

興奮で震えましたね。しばらく頭の中がカーッと熱くなってなにも言葉が出ませんでした。

これぞ野球。

事実は小説より奇なりといいますが、こんなシーンを漫画で描いたら、「劇的すぎ。出来すぎだよ」としらけちゃうんでしょうけど…。

言葉で表すととても安っぽくなってしまうのですが、「最後まで絶対に勝負をあきらめず、ベストをつくす」ことの大切さを、あらためて痛感させられた素晴らしい試合でした。

少年野球の子供たちも見てくれたかな?

遠藤君のHRの瞬間、数年前の選手権決勝・佐賀北‐広陵戦のあの満塁ホームランのシーンが頭の中によみがえったのですが、この勝利で佐賀北旋風ならぬ八幡商旋風が巻き起こるかもしれませんね。

野球の面白さ・醍醐味を堪能した素晴らしい試合でした。

【大会8日目・第2試合】

  八幡商業 000 000 005   =5
  帝京高校 002 010 000   =3 

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