引退。
ホークス・小久保、タイガース・金本・城島、広島・石井、元ヤクルト・高津ら、私と同世代くらいの選手たちが次々と現役を引退してしまいます。残念というか、一つの時代の終わりを痛感します。
そして我が家でも小6の長男が9月30日をもって、他の小6の仲間達よりも一足先に少年野球チームを引退となりました。
中学受験をするために通っている塾で、10月から日曜日に補講のカリキュラムが組まれるためです。
「勉強もしっかりやるが野球もしっかりやる」と正月の今年の目標に文武両道を掲げ、6年になっても休部せず、勉強と野球を一生懸命両立して頑張ってきた長男。「秋季大会が終わるまでは…」と私も長男も考えていたのですが、9月は週末が雨天続きで試合順延が続き10月に試合日程がずれ込み、あと1試合を残して…という大変残念な結果となりました。
それでも小1の6月に入部してからこれまで、仲間達と一緒に野球を通じてたくましく成長し、そしていろいろな素晴らしい経験をしてきたと思います。
小2の頃の毎朝やっていた早朝特訓、小3で低学年チームのショートのレギュラーを獲得、低学年の部で2回優勝、高学年チームでセカンドへコンバート、夏のトーナメントで4強入り、慢心からのレギュラー剥奪、猛練習でレギュラー奪還、外野にコンバート、初のスタメンクリーンアップ…。
そして引退試合となった9月29日。6番ライトでスタメン出場した長男は、第1打席で左中間を抜くランニング2ランホームランを放ち、少年野球生活の有終の美を見事に飾ることができました。
9月30日。長男にとって少年野球最後の練習日。
練習終了後、監督・コーチ陣に挨拶をして回る長男に、「これまで良く頑張ったな。その根性で受験も頑張れよ」「煮詰まったら気分転換に何も考えずにおもいっきりバット振るといいぞ。」「たまには1~2時間でもいいからキャッチボールしにこいよ。」「いつでも野球やりにこい。待ってるよ。」と普段の練習の厳しい姿から想像できないような、たくさんの温かな激励の言葉をいただくことができました。とても有り難く思いましたし、ちょっとウルウルときてしまいました。
彼自身この6年間をどう感じたかははっきりわかりませんが、私は彼が6年間野球続けてくれたことを誇りに思いますし、素晴らしい仲間達とともに歩んできた6年間は何事にも替え難い素晴らしい6年間であったと確信しています。この少年野球で学んだこと、得たものはこれからの彼自身の人生の心の拠り所・支えになっていくことでしょう。
受験終了は2月。その時、快く長男を送り出してくれた監督・コーチ・仲間たちに胸を張って結果報告ができるように、残り4か月、みんなの頑張りに負けないように第1志望に合格できるよう勉強に励んでほしいと思います。
世話役・監督・コーチ・保護者の皆さん、そしてマメ君達、これまで本当に長男をありがとうございました。
…あっ、私と次男は、まだまだ引退しませんので、これからもよろしく。
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