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引退試合。

小6の長男にとって最後の少年野球大会となる壮行大会。「負けたら少年野球引退」という悲愴感の欠片もなくのびのびとイケイケドンドン野球を繰り広げあれよあれよという間に勝ち上がりなんとベスト4に進出しました。

そして日曜日、その準決勝が行われました。対戦相手は区内屈指の強豪チームです。

相手先発は右本格派速球投手。私らでも心してかからないとちょっと打てそうもないという速球をビシビシ投げ込んできます。が、やはり本格派の弱みとでもいうんでしょうか。エンジンの掛りが遅いのか、立ち上がりコントロールが定まらず、1回表2死2・3塁という先制のチャンスをつかみます。

ここでバッターボックスには、試合前の打撃練習で好調だということで5番に大抜擢された長男。応援席の私もいきなり力が入る場面となりました。

3-2のフルカウントまでいき、そこからファウルで4球粘り、ベンチ・応援席が固唾をのんで見守った10球目!

インハイのストレートを渾身のフルスイング!!

…バットは空を切り、チャンスを生かすことはできませんでした。

でも、気持ちの入った気迫溢れるナイススイングだったぜ!

その直後の1回裏、さすがに準決勝ということで固くなっていたのでしょうか、四死球、挟殺プレイのミスやイージーなフライの譲り合いポテンヒットなど「あらら」の守乱で一気に5点を奪われ、試合の主導権を奪われてしまいました。

しかしながらその後は開き直ったのでしょうが、随所に好プレイを連発し相手の強力攻撃陣に追加点を許しません。なかなか引き締まった中盤から終盤戦となりました。が、やっぱり初回の5点のハンデは大きかったですね。相手投手は尻上がりに調子を上げ2回以降はチャンスは作るものの要所で抑えこまれ、結局最後まで攻略することができず0封で敗退。

残念…。

それでも6年生達の持ち味が存分に発揮された見どころ満載の引退試合だったと思います。

6年生の皆さん、よく頑張りました。健闘大いに称えたいと思います。

それにしても、最後の大会でベスト4という堂々たる立派な成績を残すことができました。彼ららしいプレイが随所に見られ、私たち応援団にとっても心に残る素晴らしい3試合でした。欲を言えばもっともっと彼らの躍動する姿を見続けたかったんですけどね…。

この大会を最後に少年野球を引退ということになりますが、これから野球を続ける人もそうでない人も、少年野球でそれぞれが培った「何か」を心の糧にして、大きな飛躍を遂げてほしいと思います。

…今度の日曜日は卒団式です。私と入団同期の6年生達ともいよいよお別れです。

なんとも淋しいですね。

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